2010年07月11日

怖い食中毒!まさに命取り!




最近、親しい方のところのお店が食中毒を出されて営業停止に

なってしまいました。

残念ながらご契約もありませんので、何のお役にも立てずに申し訳ない思いと、

お店が再開店されましたらまた応援させていただきますので是非頑張っていただき、

何とぞこの苦境を乗り越えていただきたい思いで一杯です。


残念なのは、保険のご契約が欲しいから言うのではなく、本当に恩ある方ですので

お力になって上げたい思いで、かなり昔は保険のご案内も差し上げましたが

「どうしても昔からご縁のある方とのお付き合いだからすみみません」とお断りを受けまして、

それ以来も勿論その後もお店にはいつもお邪魔させていただいておりますが、

二度と保険をお薦めすることはありませんでした。

ご加入されています保険代理店様が専業プロ代理店様ならよかったのですが

副業での代理店さんでしたので、余計なことですがそれが心配でもありました。



どんな保険、例えば自動車保険、火災保険にでもご加入いただけていましたら

口出し、アドバイスが出来るのですが、まったく保険にご加入いただけない状態ですと、

親切なつもりのアドバイスが返って「単なる保険欲しさ」と思われ誤解されてしまいますし、

その代理店様のお立場もおありでしょうから、今回も残念ながら一切口出しが出来ません。

厳しいお言葉ですが、そのお店の方の「代理店を選らぶ自己責任」と申し上げるしか

ありません。



かなり昔のお話になりますが、食中毒の事故処理は二度の経験があります。

1件は自動車保険のご契約のお客様のお店で食中毒がありまして、ご相談を受けまして

数件の被害者の方々に謝罪に出向き、解決させていただいたことがありました。

残念ながら食中毒の保険にはご加入されていなくて、すべて自費での

治療費、慰謝料でのご精算でかなりの時間はかかりましたが何とか示談となりました。

普通の交通事故処理には慣れたものでしたが、食中毒だけはご対応が大変でした。

当たり前のことですが、食中毒はご家族のご身体にかかわることですから

被害者の方々のお怒りは当然大変なものでした。

まして被害者の方がお子様でしたので、まさに「針のむしろ」に座らされる思いでした。

幸いにも被害者の方が数名でして、その中でも病院へ受診される方が少なくて

何とか営業停止まで行かずに新聞にも載らず穏便に解決出来ました。



今だらか申し上げますと、その時のお店の店主さんは一切被害者の方々に

顔も出して下さらず、すべて私が何度も謝罪に出向いての解決でした。

あれは今思えば、まさに試練でした。

当然被害者の方々からは「店の店主は来ないのか!」とお怒りはかなりのものでしたが、

何度説得しても「それがあんたの仕事だろう!」と同行いただけませんでした。

その言葉に腹も立ちましたが、ここで引いては被害者の方々が余りにお気の毒でして、


そんな状況でしたので、この時の事故対応、処理、解決で食中毒の事故処理に

ついての逆に自信にもなりました。




食中毒に限らずですが、交通事故なども、すべて問題の解決は「本気での誠意」です。

こんなことを記事に出来ますのは、その後、それが原因ではありませんでしたが

そのお店はかなり流行っておりましたが、その後まもなく閉められました。

そして数年後お店の社長様は残念ながらご病気でお亡くなりになってしまいました。




もい1件の食中毒の経験は、自動車保険、火災保険、そして食中毒の保険も

ご加入いただいておりましたお客様のところでした。

かつて1度の食中毒事故の経験はあるものの、今度は余りに被害者の方が多く

流石にパニック状態になってしまい、地元の代理店に相談すればお店の名前がバレて

しまい問題になってしまいますので、

日頃ご交流のある全国各地の大型代理店の中でも一番信頼出来ます数百名の食中毒処理の

ご経験あります長野県の先輩代理様にご相談させていただき、助けていただきました。



「保険に加入しているからと、保険会社は治療費、示談金を支払ってくれるだけだから、

お客様を守れるのはお前しかいない! お前の代理店生命を掛けて本気で取り組め、

食中毒の事故処理が出来てこそ、プロ代理店として認められる。

ただそうかと言ってお前が前面に出れば、被害者の方々は「何でも保険で対応するのか」と

お怒りが高ぶるばかりだから、お店の店主の方の責任として店主の方に前面に出ていただき、

お前はあくまでその単なるサポート役に回ること。」との有り難いアドバイスをいただきまして、

地元豊橋、豊川、渥美、田原、そして遠くは岐阜、岡崎まですべてお店の経営者ご夫妻と

ご一緒にすべての被害者の方々のところに1軒1軒回らせていただき同行謝罪を

させていただきました。勿論入院先の病院を最優先に回せていただきました。



長野の先輩に相談しなければ、かつての事故処理のように私が全面的に交渉に出ていたと

思いますが、やはり経営者ご夫妻が全面的に出たことで、時間はかかりましたが、

被害者の方々にも誠意が伝わりまして、何とか短期間の営業停止で解決出来ました。




残念ながらこのお店もその後も繁盛されておりましたが数年前に諸事情でお店を

閉められました。

ですから、このタイミングで記事登載をさせていただきます。



飲食関係の皆様に申し上げたいことは、食中毒を甘く見てはいけません!

上記2件のお話は食中毒でお店を閉めた訳ではありませが、

本当に食中毒は命取りになる怖いお話です。

日頃のちょっとした油断が大変なことになってしまいますので、くれぐれもお気を付け

下さいと申し上げたい思いです。


この世の中で「絶対に」と言う言葉もあえりませんし、お約束も出来ませんが、

私共は「絶対交通事故、まして人身事故が起こせれない立場」として毎日意識しながら

車の運転をしていますことと同じだと思います。




余計なことではありますが、今回の被害者になられましたお方には心よりお見舞い申し上げ

ますことと、お店の誠意が伝わりましたら寛大なお気持ちでお許しいただきた思いです。




写真の方は記事に出て来ます、

日頃影の相談役として、大変にお世話になっております、

長野県松本市の株式会社 保険ビジネスの社長様です。

毎年元旦に大ファミリーで豊川稲荷に初詣にお越し下さいます。



この代理店様が豊橋、豊川にいなくて助かります。(商売出来なくなりますから)


こうしたよき相談役がバックにいることは私にとっても安心です。


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Posted by 「TM部屋☆親方物語」 at 07:58│Comments(2)親方の真面目な話
この記事へのコメント
これからの季節は、食中毒の発生が起きやすいですよね。

12年ほど前、小僧も喫茶店で食べたランチが大当たりし、一週間ほど会社を休んだ経験があります。夏場のことで冷たいものもたくさん飲んでいたので確定できず、その店に苦情を言うことはありませんでした。

食中毒は過失は提供側にありますから、大変な処理対応になると思います。
親方様のお客様を思う気持ち、地元の活性化を願う気持ちが対応に表れてますよ。

とてもいい記事を読ませて頂きました。ありがとうございます
Posted by 小僧 at 2010年07月11日 11:52
小僧様

食中毒の判断は難しいですが、まったくの関係ないかたに

症状が出たら、避けれませんね、

伝家の時代になにもなくてよかったです。

記事誉めていただき嬉しいのですが、他の方に余りに反応が

少ないことに不安を感じます。

特にお弁当を扱う業者さんは油断大敵と思いますが、
Posted by 「TM部屋☆親方物語」「TM部屋☆親方物語」 at 2010年07月12日 18:02
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