後味の悪い事故処理のお話です。

私共のお客様は黄色信号を承知で信号を進入しようとしたら

信号の先が渋滞していて、一旦（一瞬）信号の中で停止、

信号の中に止まっては邪魔になると、すぐに発進した際に左からの直進の車と

衝突しました。

この相手の方の言い分は「青信号で自分の前の車が右折をして、

その後に続き直進したら右からの私共のお客様の車が飛び出て来て

急ブレーキを掛けたが間に合わず衝突した。」とのことです。



双方の方と一緒にいたお巡りさんとも事故現場の信号の横に立ち、

こちらの信号が黄色になった場合は相手の方は赤信号で、

一瞬双方赤信号になり、相手の方が青信号になることを何度も何度も

確認致しました。



私共のお客様はただただ「私は黄色を承知で信号に入り、一旦止まり

すぐに発進しました。」その言葉の１点張り。

相手の方側の右折車はまったく覚えていないとのことです。



結果はご想像の通りですが、自分がその現場を見ていた目撃者でもなく、

勝手に決め付けることも、一方的な押し付けも出来ず、そうかと言って、

私までもが迷っていては話は一向に進みません。



実に何か後味の悪い事故です。



決してお客様を責める気はありませんが、

黄色信号を承知で進入することは胸を張って言えることではないでしょうし、

「黄色信号は注意して信号を通過せよ！」ではなく、黄色信号はあくまで

「注意して停止しなさい。」と私は思っております。

信号通過時点はあくまでいつでも停止出来る速度で走るべきと思います。



偉そうに言っていますが、私も絶対、１００％黄色信号で止まれる訳でもありませんが、

左右を見ながら、ある程度の覚悟の上で渡ったこともあります。

そんな危険を冒すことより常に黄色信号を意識しながらの運転をお薦め致します。



こうして事故の話題をブログに載せることは、決して事故をされた方とか、

お相手を責めたりのつもりではありません。

一人でも、一件でも事故を防ぐことを真剣に考え、事故防止を目的としての

記事登載ですので、その点ご理解を下さいますようお願い申し上げます。




私共の仕事は単に保険の販売をしたり、万一事故の際の事故処理のお手伝いを

のするだけではなく、アフターフォロー的にいかに事故を未然に防ぐかも大事な

仕事・役割と思っております。



ちなみに今回の事故現場は私が町内の勤めで朝交通当番で立つ信号機のところでした。

毎回平気で黄色信号で通過する車を見ていますので、いつも心配していたところでした。