2010年03月04日

生保のお兄さん? ご成約まるはち様



約10年前頃から保険の自由化が始まり、自動車保険や火災保険を扱う従来の損害保険代理店も生命保険の販売が出来るようになりました。

よく世間では生命保険を販売する女性のことを『生保のおばちゃん』と言われますが、余り好きな言い回しどころか、むしろ腹が立つ呼び方と思っております。
約20年前にこの仕事に転職した際に、一番イヤだったのが、
、『保険屋』と呼ばれることでした。特に『な〜んだぁ、保険屋かぁ?』となどと言われることが、どうしても許しがたき言葉でした。

でもいつの間にか、そんな言葉にも慣れてしまい、今では職業を聞かれたら、胸を張って『保険屋で〜す。』笑って言えるようになってきました。

最近は保険業界も厳しくなりまして、様子が変わって来ましたが、昔は自動車販売店さんや不動産屋さんなど副業で保険を取扱っておられる代理店が多く、日本国内で60万店の保険代理店がいたようです。それが今では半分以下になったようです。

全国の大型代理店や地元代理店協会で保険会社の違う他社の代理店さんなどの交流で他社の保険情報も得て、最新情報をお客様にご提供出来るようになって、1番は新しい事務所を構えてからはどこの代理店様の負けない状態を整えてからは、

専業プロ代理店としてのプライドも持てるようになり、心の中で『その辺の代理店さんと一緒にしないで下さいねぇ〜!』と叫べるようになりました。それ以来は、

「魚を売る人は魚屋」、「野菜を売る人は八百屋」、「お酒を売る人は酒屋」、「牛乳を売る人は牛乳屋」、だったら保険を売る人は『保険屋』でいいじゃぁないかと思えるようになりました。


ただ二代目の息子にはこんなイヤな思いはさせたくありません。おそらく息子もいつか胸を張って保険屋で〜す。』笑って言えるようになって欲しいと思っております。


生命保険販売につきましては、自由化時代突入以来販売をしておりましたが、数年前にあるお若いお客様から『折角入った生命保険を使う頃、生きていてくれますか?』と聞かれ、保険を販売するだけ販売しておいて、「売り逃げ」になるのはイヤで、それ以来生命保険の販売には消極的になりました。

幸いにも4年前から二代目の息子が後継者として入社してくれまして、東京や千葉などの生命保険の専門研修などに積極的に参加させて、生命保険の販売を任せるようになった昨年からは一切の生命保険の販売・手続きをしなくなりました。
親(社長)に出来ない販売技術を持たせることは息子の自信にもためにもなることで、お陰様で保険会社からも特別グレードのロイヤルメンバー会員にもなれました。

「売り逃げ」とならないための販売責任、特に生命保険は、間違いなく、これからの生命保険は『生保のお兄さん』『生保のお姉さん』の時代になることと思います。50過ぎのおじさんは高見の見物です。

現代の子供さん達の将来の夢が、パイロットやキャビンアテンダントから『生保のお兄さんやお姉さん』になることはないでしょうかが、

せめて大学生の就職先の憧れの職業になって欲しいものです。



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Posted by 「TM部屋☆親方物語」 at 08:23│Comments(0)親方の仕事がらみの話
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