先々週浜松に出向きカステラ饅頭の秋芳堂様にお邪魔させていただきました一番の目的・理由は、８月５日から青森で開催される全国代理店会の主催幹事をしていただける青森の先輩代理店様への手土産と参加者メンバー用の手土産の手配が目的で、差し上げる以上「自分の目で見て、自分の口で食べてから」と思いまして事前の予約でお願い致し取りに上がった次第です。
折角名入りにしていただくのですからと日頃親子でお世話になっております、親しい方だけしかお配りできませんでしたが、皆さんに大好評で、その都度説明致すのも大変で各お客様のところのパソコンで秋芳堂様のホームページを開かせていただき、饅頭の出来上がる工程動画写真を見ていただきまして、勝手にお気に入りに登録して参りました。

昨日の「スタッフのひとりごと」の青森のりんごジュースの搭載にもありまりしたように、今度こちらがお世話になるのに先方から、しかも私にとっては雲の上の大先輩からのお心遣いで本当に恐縮うな思いです。気の付かれる方ですのでおそらく私だけに限らず参加代理店様全員に青森のりんごジュースを送って下さったようです。しかもその理由が「社長が出張で不在になるが留守を頼みますよ！」とのメーセージ付きで、完全に脱帽でした。
まさに想像を絶するお心配りと気の遣い方です。綺麗な言葉の表現で言うならばこれが本当の「真心」のこもった気持ちではないでしょうか、ちなみにその先輩は毎回名古屋にお越しの際にも私共の大好物の津軽漬などを事前に送って下さいます。

まさか事前にりんごジュースを送って下さるとは想像もしてなかったことで一歩先を越されてしまいましたが、私は私でそんな方ですので単なる地元の名産のお菓子などでは申し訳ないといろいろ考えて今回の予約手配と致しました。お互いに気持が通じ合っていて嬉しく思いました。
ましてその先輩には私共二代目の息子も何度も名古屋にお越しいただきご指導いただいております。本当に親子でお世話になっておりますので秋芳堂様には大変なご無理を申し上げましたが「感謝」に特別に水引きを掛けていただき、「親子」と名入れ致した次第です。
あと毎回会議で参加者全員の発表があり、今回の大先輩のお気持ちと私の気持ちを今回のテーマとして「生涯、創意工夫」と言うテーマでいろいろなお話をさせていただこうと思っております。
そこで参加者方々にも話を聞いていただきながら、真心込めた「カステラ饅頭」をお配り致し食べていただこうと思っております。

「生涯、創意工夫」これが私にとっての永遠のテーマ・課題です。
どんな商売をしていても「生涯、創意工夫」、工夫をしなければ絶対に成功出来ないと思っております。そしてこの先「創意工夫」を止めた時がその企業・商売の業績が止まったり、低迷に入る時と思っております。
私は３８歳でこの保険業界に転職致し、２年間の研修生を経て丁度４０歳から代理店として開業致しました。兎に角周りの先輩代理店様達に比べて遅れを取っていること、スタートの時期も遅く、焦りをすべてアイデア・創意工夫に致しました。
皆さんに名前を覚えていただくために、当時から出始めたばかりの携帯電話も刷り込みオリジナル名刺を何回も刷り直し、いろんなお客様から「いい加減にしろよ、お前の名刺は５～６枚あるぞ！」と言われるまで配りました。そう言われる時がやっと名前を覚えていただける頃なのです。
年間３回から４回の名刺の変更にお客様でもあります印刷屋様から「あんたもよくやるね、」の言葉がいつの間にか「あんたはたいしたもんだわ！」の言葉に変わって来た程でした。名刺に限らず、封筒、便箋、事故処理カード、まさか案内シール（まさたかと言う名前と”まさか”を引っ掛けた）、メモ帳、ボールペン、車のトランクには事故処理用のほうきとチリトリ、破損ガラスを入れる危険物袋、兎に角気の付いたこと思い付いたことをすべて実践に結び付けていました。
そんな噂が流れて保険会社の研修生育成ビデオになったり、保険毎日新聞にも取り上げられ、「生涯、創意工夫」を続けるしかないように追い込まれていますことも事実です。

話は戻ってカステラ饅頭にプリント！　本当にいい発想と思います。昔から御祝事には紅白のお饅頭が定番だった中、今時の若者達はもっと違うものを求めている筈の中、最適な品と思いました。昨年の当社の法人及び事務所設立10周年記念の前に秋芳堂様との出会いがあったら間違いなく名入りのカステラ饅頭を記念品にさせていただいたと思う程カステラ饅頭が気に入りました。
まったくのお節介なことではありますが、浜松名物のカステラ饅頭が、私の全国ネットワークで北は北海道から南は沖縄まで全国各地に知れ渡り、いろんな方々に食べていただくことを願っております

写真は秋芳堂様にご無理を申し上げメールでいただきましたものです。