2011年05月31日

経費に頼らず、自腹を切れ!





「7時半だよ!真面目なお話」は本日が最終日です。



昨日の「人の財布の中身を勝手に計算するな!」に続いて、

やはり西武百貨店時代に、大嫌いな上司に教えられた教訓が

経費に頼らず、自腹を切れ!




西武百貨店時代には、変んな話で、本店からの商品部のバイヤー(仕入れ担当)

が来ると、同じ社員でありながら必ず接待をしておりました。

その商品部のバイヤーに気に入られることで、他の店よりいい商品を

仕入れてもらえるからです。



当時管理職には多少の接待交際費が認められていましたので、

会社の経費で同じ会社の商品部のバイヤーを接待していたところ、

大嫌いな上司から、「何で同じ会社の社員に経費を遣うんだ!

経費はお客様のために遣うものだ! たまには自腹を切れ!」と、

当時まだ若かったので、「何で自分のお金で接待しなくてはいけないんだ」と

思っておりましたが、



自腹を切ることによって、豪華な接待よりもその人の好みに合わせた

お金ではない、低金額でも十分接待が出来ることも学びました。

敢えて、お店で領収書を貰わないことに、察しのいい相手の方は

自腹の意味を理解して下さり、評価が上がったったと言うこともあり、

後輩が出来てからは、偉そうに、大嫌いな上司と一緒の言葉を言った

そのなことがあり、今も大切な教訓としております。




人を接待することで、お相手の人間性(接待する価値のある方、ない方)も

しっかり見れます。

それが「経費ですと当たり前に思えますが、自腹ならもっとはっきりわかる」と

言うことのようです。





会社の同僚でも同じこと、先輩、後輩、先輩が奢るルールはありませんが、

時には自腹で後輩を接待するくらいの配慮も必要なのでは、

後輩も、ご馳走して貰える、可愛気も必要なのでは、




同じ同業者の先輩でもまったく後輩に奢ることを知らない方がおります。

奢ってもらえない後輩に問題もあるかも知れませんが、

当然、そんな先輩には誰も近付きません。

先輩、先輩と言われる以上、有名税ではありませんが、時には振舞いを

考えないと、「振り返ったら後ろに誰もいなくなります」と言いたい。





この仕事をしていますと、友達でありながらすべてがお客様になってしまうます。

当然なのか、相手も食事や飲みに行くと奢られるのが当たり前の雰囲気に

なって来てしまいます。

奢るべき時と、割り勘にすべき時の見極めが難しいところですが、

お客様すべてにご馳走する訳でなければ平等性を考えなくてはと思います。






以上こんな偉そうなお話も、本日限りで終わります。

昨日と本日の教訓をいつかジュニアが気付いてくれることを願います。



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Posted by 「TM部屋☆親方物語」 at 07:30│Comments(0)親方の言いたい放題
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