本来ならきちんと顔出しして言いたいことをきっちり言うべきでしょうが、

どうしても顔に自信がなく、後姿でお許し下さい。決して後ろ向きではありません。




一昨日、あるお若い女性のお客様に自動車保険の更新のお電話をしたら、

「知り合いの保険屋さんから、無駄なものが付け過ぎているから、外せば

もっと保険料が安くなるよ」と言われて見積もりを出されたようです。



「あ、あ、そうですか、今の条件で決して無駄はないと思いますますが、

保険はあくまでご自分でお決めいただく、自己責任のものですから、

どうそお好きなようにされて下さい。」と申し上げました。

迷われているご様子でしたが、こちらは逃げ腰で、

「もし保険料をお値打ちにお考えなら、テレビＣＭの保険もお薦めですよ」と、



私のブログは同業者の生涯お付き合いをお願いしたい同業代理店の

お仲間や尊敬致す先輩もご覧いただいております。

共通して皆様プロ代理店で、しかも皆様地域のトップに立つ特級代理店様ばかりです。




プロ代理店の保険代理店さんは絶対に、「無駄なもの」なんて言葉は、使いません！

他社の保険会社の商品及び保険内容を誹謗中傷した場合には、代理店資格の喪失、

当然代理店の廃業にもなります。

一匹狼の代理店なら兎も角、スタッフを抱えた代理店さんが廃業になるような

モラル違反は絶対に致しません。



私はこの保険業界に入って一番に感じたことは、この業界は「取って取られる世界」、

毎月最低１０件以上の自動車新規の保険契約をいただきます。

自己最高で５０件以上の自動車新規の保険をいただいた記録もあります。

それでも他社から変わっていただく際にも前の保険代理店の悪口も保険内容の批判も

致しません。むしろ「いい保険をお付けになってましたね、ただ少し見直しを

ご検討下さい」そんな程度のアドバイスくらいで、「同じ条件でいいよ」と言われれば

「そうですね」とお答させていただきます。

あくまで保険内容はお客様がお決め下さることですから、




今では皆様、対人賠償補償も対物賠償補償も無制限が常識の時代になって

おりますが、１５～６年前は対人補償は無制限で対物補償は１０００万が

基本の時代もありました。

そんな中、私共のお客様が、被害事故で１２０万の損害が出て、

加害者のお相手の方が信じられないことに１００万の対物賠償補償しか

付いてなく、そのお相手の方がご自分の代理店に向かって

「何十年も信じて任せて来たのに、何で１０００万を勧めてくれなかった！

責任取って、２０万はアンタが払え！」って言われたことを

ずっと忘れません！




そんな他人事ではない経験を体験しておりますし、年間３００件以上の事故処理を

していれば「無駄なもの」なんて言葉は口が裂けてもお客様には申し上げれません。

私が２０年間の経験の中で死亡事故も何度も経験しておりますが、

対人賠償で幸いにも５０００万以上の賠償事故は経験しておりません。

対物事故でも最高で５００万位です。

だからと言って安心など出来ません。

だからこそ代理店同士の交流に中、常により安心への情報交換をしているのです。

ちなみに信号機１本壊して４００万くらいはかかると言われています。

僅かの保険料の違いであれば、当然無制限の補償をお薦め致します。



決して誹謗・中傷とかではなく、１件の契約欲しさにご自分に責任取れない

言葉は発っしない方がよろしいかと思います。

間違いなく自分で自分の首を絞める結果となり、枕を高くして眠れなくなります。

保険の世界はそんなに甘くはありませんと申し上げたい。一人ごとですが、



事故だけは「予測・予想もつかない出来事が起きるそれが事故」なんです。

保険を取り扱う者だから言うことでもありませんが、保険に無駄と言い切れるものは

ありません。



普段はくだらない、食事や遊びの話題ばかりですが、こんな時だけは真剣なお話と

させていただきます。