昨夜、海鮮居酒屋・浜久様の記事で賑わう理由を答えると

予告してしまいましたので、


どんな商売でも「損して得取れ！」が基本ではないのでしょうか？

お客様が、金額なのか、質なのか、量なのか、雰囲気なのか、

何を求めているのかをきっちり見極めないと、



金額だからと言っても、安ければいいと言う問題でもありません。

質だからと言っても、人の口の評価はいろいろです。

量だからと言っても、これも人それぞれ満足度は違います。

雰囲気だからと言っても、店内なんかどうでもいいと言う人もいます。


商売は本当に、難しいと思います。

値段を下げるために仕入れ材料の質を落としたり、鮮度の悪いものを使えば

間違いなくそれが命取りになっていまします。

特にお食事処は女性の方々の鋭い目があります。

いい口込みには時間がかかりますが、悪い評判はすぐに広まってしまいます。



以前にも記事に致しましたが、

どんな商売もリピーターである意味でのバロメーターになります。

流行るお店は仕入れ材料の回転もよく、常に新鮮なものを仕入れることが

出来ると思います。

流行っていないお店のお刺身とか、いつ仕入れたか不安になってしまいます。




浜久さんでは「ごめんねぇ、もう売り切れでないんだけど・・・・」と

よく言われます。

ないと言われれば、どうしても食べたくなる、そんな食欲が増します。



単価的儲けを抑えて、沢山のお客様に来ていただき、常に回転よく展開出来る

商売のためには、間違いなく「損」を覚悟しなくてはならないと思います。




私共の商売でもご契約をいただいても、一切粗品を出さない代理店様もおります。

それで商売が成り立てばいいのですが、言いたいことは

粗品でお客様の気持ちを引きつけるのではなく、

粗品は「感謝の気持ち表現する手段」と思っております。